クセノファネス Xenophanes B.C. 570? - B.C. 480?
【神は一者にして全体である】 古いギリシャの宗教では、神々はあまりに人間的であり、しかも、 窃盗、詐欺、姦通のように、人間でさえ恥ずべき行為を行っていた。 そういった擬人化に反対し、神は一つで、非物体的なものだと主張した。
【神は労せずして心の想いで万物を動かす】 神は少しも動くことなく、常に同じところに止まっている。 神は全体として見、全体として聞き、全体として考える。 あちこち動き回るのは神に相応しくない。