アナクシマンドロス Anaximandros B.C. 610? - B.C. 547?
【存在するものどもの始源は無限なものである】 存在するものの始源が、水のような経験的物質だと必ず対立物を持つ。 ではなぜ、その対立物のうちの片方が始源であると言えるのか? 万物の根源にあるのは無限なものであると考えれば辻褄があう。
【無限なものの絶え間ない運動】 この運動が、まず生成の源を生み、次に温と冷、乾と湿という基本的対立物を生む。
【正義の裁き】 すべての存在は、対立物のうちどちらかが他方に対して優勢になることで成り立つ。 だがそのことは、他者の領域を侵すという不正を行っていることである。 この不正に対する償いは、優勢になっている対立物が時の順序に従って敗北し、 その存在性を喪失することによって行われる。
【無限にある諸世界が神々である】 アナクシマンドロスの神とは生まれ出るし、また長い期間を経て成長・衰退するもの。
【人間は元々、多種の生物から生まれた】 人間は生後かなりの間、一人では何もできないことに注目して、この考えを持った。